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勃起のしくみ

なぜ勃起しなければならないか

EDナビをご覧になっている方は、勃起という現象に対して少なからず関心をお持ちだと思います。 ED患者であれば、なぜ勃起しないのか?が常に頭にあり、時にはストレスにも成り得ます。 そもそもなぜ勃起しなければいけないのか? ここから解決していきます。

全ての生命体は、自らの生命を維持することと、自らのDNAを残すことだけを目的としています。 頭で考えているというより、DNAにインプットされ、その目的達成のために行動させられます。 この目的は、下等生物から生命体の頂点にたつヒトを含め例外はありません。
生命を維持するために食べ、敵から逃げ、繁殖行動可能な身体を作り上げます。 それが成長するということです。 そして、次世代へつなげるために自らの子孫を守る行為を母性本能としてみることができます。
つまり、DNAを子孫へ受け渡す繰り返し行為が「生きる」ということなのです。

そんな観点からヒトという生命体を見たとき、その繁殖行動、 つまり交尾するために勃起という現象が必要になります。 ヒトはその身体的構造のために体外受精を行うことはできません。 メスの持つ卵子のもとへオスの精子を送り込むしくみが必要なのです。 性器を勃起させ、メスの体内に直接精子を送り込むという、 安全であり確実な方法がDNAにインプットされ、本能的な行動として何百万年もの間繰り返されているのです。
オスは種の保存のために勃起しなければいけないのです。させるべきなのです。

勃起のメカニズム

メカニズムの説明の前に、勃起に関係する男性性器の説明をしておきます。
勃起で重要なのは茎の部分、亀頭下から付け根までです。 ここに尿道とそれをはさむように海綿体があります。 この海綿体の働きがとても重要なのです。

勃起は大脳の性的興奮、または接触等による刺激から始まり、その情報は神経を伝達し、 陰茎海綿体を充血させます。その結果男性の性器は肥大し硬直します。
男性は子供を生める状態の女性、つまり大人の女性がプライベートエリアに入ると性的興奮を感じます。 視覚や触覚でさらに興奮が高まります。 大脳はそれを想像するだけでも性的興奮が得られるようになっています。 これは上で説明したように、DNAにコントロールされた行動です。 大脳反射または脊髄反射、およびその混合で勃起がはじまります。

性的興奮を感じると、GMPという神経伝達物質が分泌されます。 GMPは血液の流入を抑えている平滑筋の働きを弱め、海綿体に多くの血液が流れ込みます。
血液で満たされた海綿体は肥大し硬化します。 そして肥大化した海綿体はペニスから血液を排出している静脈を圧迫し、 ペニス内からの血液の流出を妨げます。この状態の維持が勃起です。
同時に精巣も充血し、カウパー腺からカウパー液が尿道口から分泌されます。 これは尿道の消毒の役目があると言われています。
そして性的興奮が頂点に達すると、精巣や精管、前立腺などが収縮して精液を放出します。 これが射精です。
射精後は分泌されたGMPを分解し、勃起を終了させなければなりません。 ここでホスホジエステラーゼ(EDナビではPDE-5と表記)が登場し、勃起は終了します。
一連の流れのなかでキーワードとなるのは、性的興奮、GMP、PDE-5、平滑筋と海綿体です。

ED治療薬と勃起不全

勃起メカニズムの一連の流れは上記説明で理解されたと思います。 ED(勃起不全)の原因として、平滑筋と海綿体に異常が無い場合(多くの方がこれに該当します)、 GMP、PDE-5と性的興奮のバランスを調整すれば、勃起状態を維持することができます。
ED治療薬はGMPを阻害するPDE-5の働きを一時的に抑えてしまいます。 これにより勃起メカニズムを動作させています。 もちろんGMPが分泌されていなければなりませんので、性的興奮は必要です。 これが「ED治療薬を服用しても性的興奮がなければ勃起しません」という理由なのです。 ED治療薬は。身体の仕組みを巧みに利用した人類の英知の結晶です。

かなり噛み砕いて勃起の役割としくみ、ED治療薬の説明と書き綴りましたが、ご理解頂けましたでしょうか。 さらに専門的なことはWEB検索してご自身でお調べ下さい。
そもそも勃起とは何なのか? ED治療薬は身体の中で何をしているのかを知ることは、 EDと付き合っていく上で大切なことです。
EDに負けず、EDをあきらめず、そしてEDと仲良く。ED克服の第一歩はご自身のEDを認めることです。